90日間の相互関税停止を決断したトランプ米大統領。一方で、中国への関税はエスカレートし、半導体や医薬品への関税が予告されるなど、貿易戦争は収まる気配がない。米国の関税政策はどう変わり得るのか。米ブッシュ政権（第43代）で商務次官を務めたクリス・パディ ...

リテールDX（デジタルトランスフォーメーション）にまい進するディスカウント店大手のトライアルホールディングス。ただ土台となる店舗や商品を磨かなければ最大限の効果は得られない。そこで「食」をキーワードとした挑戦を続けており、陰に日なたに支えているのが多 ...

今回は、若手社員に焦点を絞って、問題を深掘りしていきたいと思います。4月になり、大学を卒業したばかりの新卒社員が、早速「退職代行サービス」を利用して会社を辞めているというニュースがネットをにぎわせています。この連載の第1回（参照： ...

子ども・子育て支援への政治・社会的注目度が高まる中、日本でも幼児教育の長期的影響に関する実証研究の必要性が高まっている。幼児教育の重要性に関する研究の嚆矢（こうし）となったのは、米国で1960年代に実施された「ペリー就学前計画プロジェクト」である。こ ...

こうした企業の動きは数字にも表れている。日本の牛肉輸出額（24年）は前年比12％増の625億円と、2年連続で過去最高を更新した。近年は増加基調が続いており、5年間で倍増した。日本畜産物輸出促進協会（東京・千代田）によると、高級部位のロイン系が輸出量の ...

スペースデブリの除去を目指すアストロスケールは2024年、自社開発の人工衛星「アドラス・ジェイ」で目標とするデブリに約15メートルの距離まで接近する世界初の試みに成功した。しかし、加藤英毅社長は「デブリは通過点」と語る。

ファミリーマートは、日経BPコンサルティングのブランド価値調査「ブランド・ジャパン2025」（BJ2025）の一般生活者編で総合42位に入り、前年の71位から30近く順位を上げた。コンビニとしての基本的な価値は維持しながら、新しさを発信したことが上昇 ...

伊藤忠商事傘下のシンクタンク伊藤忠総研（東京・港）は、トランプ米政権が発動した関税引き上げによる輸出減や円高・ドル安の進展によって日本の非製造業の営業利益が2023年度の2.2％にあたる年1兆3000億円増えると試算した。自動車や鉄鋼といった製造業に ...

米アマゾン・ドット・コムは、2月に公表した年次報告書で「多様性と包摂性」の記述をなくした。従来は、人材の雇用や育成において多様性と包摂性を重視すると明記していた。米マクドナルドは、1月に包摂性に関する方針の見直しを発表した。DEIに関する意欲的な目標 ...

丹下大・SHIFT社長（以下、丹下氏） ：自分の気質とか思いが強く影響している部分はあるだろう。どんな人だって独自の能力を持っている。埋もれているのなら余計なものは剥がしてしまえばいい。「本当の能力が知りたい。発揮してほしい」、常にこう考えてきた。

1970年の大阪万博の企画・実施に携わった堺屋太一氏は、大阪を経済の中心地として繁栄させたいと語っていた。僕はそのことをよく覚えている。今回の万博は批判も少なくないが、僕は様々な関西の企業を今回の万博会場で目の当たりにして、新技術やアイデアを生かせれ ...

経営目標に「女性リーダー比率」と呼ぶ指標を組み入れてDEIを推進しているのが、日東電工だ。管理職の中でも部下がいる女性を指しており、組織を引っ張るリーダーを育成するのが目的である。財務目標と並び、将来の財務価値を生む「未財務目標」として女性リーダー比 ...